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2009年09月02日

気に障る単語

最近,休日のETC搭載車の高速道路通行料金1000円や,盆休みの渋滞,駿河湾での地震による東名高速道路の通行止めなどに関連して,よく耳にした言葉で気になることがあった.
ニュースなどの報道番組で一般道のことを指して“下道(したみち)”と称していたことである.
我々が世間話で下道というの表現を使うのはわかる.百歩譲ってバラエティやトーク番組でもさほどの違和感はない.自分でも実際使う.
しかし,NHKニュースでも下道と言っているのである.
標準語とはなにかと調べてみると,NHKのアナウンサーが話す言葉と説明されていることも多い.
しかし,下道は俗語で正しい言葉とは言えないのではないだろうか.
たまたま,高速道路は都市部で高架になっていることが多いので上下のように思うだけのことであって,都市部以外を通っている部分については地面の上に道路が建設されている.

さすがに道路交通情報で下道といっていないのでそれだけが救いかもしれない.交通情報が言ってしまったら世も末である.

2009年08月23日

ゴム草履

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いわゆるビーチサンダルではなく,ゴム草履でなのである.
ビーチサンダルだと,使っている最中に砂が挟まって,最後には鼻緒にあたる部分が切れたりはがれたりして意外と寿命が短い.

20年来愛用しているのが,PEARL印の発泡ゴム一体成型のゴム草履である.何年か使っていて当然ながら劣化や摩滅などがあって,そろそろ新しいのを準備しないといけないというので,近所の靴屋やホームセンターを駆けずり回って探したが,最近はまったく扱っていないというのである.
店に並んでいる多くの発泡ゴム一体成型のサンダルといえば,近頃ではクロックスになってしまっている.あるいはバンド型いわゆる“便所サンダル”である.
夏場のちょっとした農作業などには,草履型がよいのである.バンド型やクロックスではいけない.
草履の地面を掴む感覚がないと力が入らないし安定しないのである.それと前述のように土が挟まらないので洗いやすい.

どうやら,PEARL印のものがT急Hンズにはあるらしいという情報を得て,心斎橋店に問い合わせてみた.
1足1,280円で,紳士用でもL,LL,3Lサイズしかないというのである.
欲しいサイズはMサイズで500~600円程度だったはずなので,そこを問いただしたら無いものは無いと半分逆ギレ気味に言われた.
確かHンズの店員教育は,第一声で無いと答えてはいけないと聞いたことがあったのだが….

結局,足で探しても手に入らないので,インターネットに頼ることになる.するとやはりちゃんとあるではないか.
PEARL印は丸中工業所という奈良県御所市のメーカーで作っており,電話問い合わせをしてみたところ,Mサイズからあり,やはり1足700円である.
Hンズのおよそ半額.

T急Hンズのアホー!

丸中工業所では小売りはしていないというので,取引先の松菱ゴム工業所を紹介してもらった.
直接行けない距離ではないが,代引き手数料と送料の計が895円で往復電車賃より相当安かったので代引き通販でMサイズ5足をまとめて購入した.
しかし,20年以上使ってきてネットで調べてみて初めて知ったのが,これを“漁協サンダル(ギョサン)”と呼ぶことである.
なんでも小笠原の漁業従事者が水揚げ漁港の防水したコンクリート土間でも滑らず作業できるので好んで使ったということからきているそうで,
製品として正しくは“発泡ゴム製一体成型サンダル・カリプソタイプ”というらしい.
漁業も相当力仕事である.もちろん農作業にも使えるわけである.
使用者が小笠原なのに製造者は奈良というのがよくわからないとこではあるが.

色とりどりそろっているので,PEARL印のギョサンを買うなら,製造元で直接購入することを強くお勧めする.
間違ってもぼったくっているのでT急HンズやLフト,小じゃれたスポーツ店で買ってはいけない.

2009年07月22日

日食

本州では部分日食しか見られなかったわけであるが,大阪における食分は0.82.視直径比率にして8割も欠けるというかなり大規模なもの.
初めて部分日食を見たのは小学校の2年生だったか,夕方4時頃に3割程度欠けたくらいものだった.

今回はちょうど勤めが休みの日に当たり,期待していたが残念ながら曇天.
しかも,欠け始めた10時前には見ることができたが,もっとも最大に達する午前11時前後には厚い雲に覆われてその8割欠けた太陽の姿を見ることができなかった.
しかし,日食が引き起こす微妙な変化は感じとることができたように思う.
昼に向かって気温上昇していくはずが逆に涼しく感じ,雲の影響か日食によるものかは判断しにくいがやや暗くなったように感じた.
不思議とこの前後の間にはうるさかったクマゼミも鳴き止んでいた.
NHKの特別番組も同時に見ていたのだが,日食雲という雲が発生しやすくなるそうで,食が最大になる前後で厚い雲があったのことと関係するのかもしれない.
気温低下が生じるために露点温度も低下し,空気中の水分が凝集して雲が発生しやすくなるというのである.

日食が折り返し,再び太陽光が強くなり始めた頃には雲の切れ間ができ始め,蒸し暑さが戻ってきた.
日食は空調の効いた室内で窓越しに観察してはいけない.欠けていく太陽を直接的に見るのではなく,外に出てその微妙な変化を感じ取るべきである.
その微妙な変化を体感できただけでも意義深かったように思う.

次に日本で皆既日食が観測されるのは26年後,富山から前橋あたりだそうで,またも大阪では皆既にはならないが,世の中はどうなっているだろう.

2009年07月16日

ブラックコーヒー

アホみたいな記事に出くわした.
「ブラックコーヒーを飲めることは自慢になるか?」
http://news.ameba.jp/weblog/2009/07/41045.html
イキがった高校生じゃあるまいし.

かくいう私は基本はブラックで,とは考えているが,フレッシュを入れざるをえないことは多い.砂糖やシロップは入れないにしろ.

ブラックコーヒーを飲めること自体は自慢にはならないが,多くの人が砂糖フレッシュ無しで十分と思える珈琲を淹れられることは自慢だと思っている.

2009年06月27日

ERIC CLAPTON & STEVE WINWOOD "LIVE FROM MADISON SQUARE GARDEN"

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ディスクレビューをブログに書くのはかなり久しぶりのことだったと思う.

これは,聴きたい!書きたい!という衝動が湧くような作品がしばらくなかったことも大きいし,落語に興味が行きっぱなしになっていたということもある.
程よく落語熱が治まってきたところへ,雑誌のリリース情報で見つけたこの作品である.
DVD-Videoと同時発売だったが,CDを選んだ.映像作品は目と耳を拘束されるからである.
買った動機は完全に惰性だったが,聴いてみると公式にリリースされた近年のECの実況盤でもっとも良いと思えた.
2005年のCREAM REUNIONよりもである.

ERIC CLAPTONとSTEVE WINWOODと言えば,BLIND FAITHである.
ごく短命に終わったスーパー・グループであるが,このときから本格的な歌い手としてのERIC CLAPTONがスタートしたように思う.
もちろんBLUES BREAKERSでもCREAMでも歌ってはいた.しかし,主たる歌い手は別にいたので余興に近かったのではないだろうか.
BLIND FAITHでもSTEVE WINWOODという素晴らしい歌い手がいたのは確かであるが,この前後で歌の比率がまったく異なっているように思えてならない.
本業のギターの弾き方も明らかに違う.

さて,作品の中身であるが,ごくシンプル.60年代末の雰囲気のままである.
最近の大所帯なクラプトンバンドに過剰ささえ感じていたので,とても好感が持てる.
選曲もBLIND FAITHに偏ることなく,ERICとSTEVEのバランスの取れた持ち寄りがいい.
「FOREVER MAN」は意外な感じがしたが,他は普段からのECの定番ともいえる楽曲なので手馴れた感じ.
大きく違うのは,「CAN'T FAIND MY WAY HOME」などのBLIND FAITHの楽曲群がオリジナルのSTEVEの歌で聴けることである.

ERIC CLAPTONはやはり60年代のアーティストであることを改めて強く感じた作品である.
古臭いと言う意味ではない,リアルタイムでは体験してはいないが,ロックミュージックがもっとも豊潤で芳醇な時代であったのかもしれない.

2009年06月03日

江戸の仇を…

もう,はるか昔のことになるが,小学校一年生の国語,漢字テスト.
漢字の読みで,「七」の右に括弧が二つあり,ひとつは「なな」もうひとつを「ひち」と書いて×を食らったことがある.
しかも,何が間違いかがまったくわからなかったし,何の説明もなかったのである.
生まれも育ちも中河内.普段の発音のとおりに書いたまでである.
戦後すぐほどはひどくはないながらも,昭和50年代,標準語化 が進められていた頃である.
それから30年.漫才ブームや吉本新喜劇のブームを経て上方落語ブームである.

先ごろ,天満天神繁昌亭で定額給付金と同額(昼席前売り6回分)で7回入場できる回数券「七度(ななたび)キテネ!」が売り出されたことが新聞記事になっていた.
この回数券の名称は,上方落語の演目「七度狐」にちなんでいるのだが,その新聞記事には「ひちどぎつね」とルビが振られていた.
決して「しちどぎつね」ではない.しかも朝日新聞である.
繁昌亭のオープンを機に出版された「上方落語家名鑑」の上方噺厳選120本でも,さ行ではなく,は行で「七段目(ひちだんめ)」や「質屋蔵(ひちやぐら)」と記されている.
30年あまりを経てようやく認められた気がする.
まさに江戸の仇を長崎で討った気分である.

IMEで関西弁モードがあるものもあるのだから,“じ”と“ぢ”,“ず”と“づ”に加えて,“し”と“ひ”のあいまい変換も加えてほしいものである.

2009年03月21日

阪神なんば線営業開始

この3月20日から,近鉄奈良線と阪神本線を大阪難波と尼崎とで結ぶ阪神なんば線が営業運転を始めた.
私は,近鉄奈良線沿線に住んでいるので神戸までの心理的距離がぐんと近づいたような気がする.
これまでは神戸方面に行こうとすると,鶴橋で大阪環状線に乗り換え,さらに大阪/梅田でJR神戸線か阪神あるいは阪急に乗り換えなければならなかった.
それが,実際には普通から快速急行への乗り換えが必要なものの,一本で繋がっているのである.
奈良と三宮が繋がったと報道や広告では言われているが,阪神電鉄は山陽電鉄とも相互乗り入れしているので実は姫路まで繋がったのである.現に2010年には近鉄大阪線も含めて名古屋から姫路までの直通特急も計画されているという.
鉄道ファンでもないし,日常は神戸に行く用事もさほど無いので良くも悪くも大きな違いは無く,直接的なメリットも無いのだが,何か理由もなくわくわくするものである.
経済的観点からみても,最近はキタに比べて活気に乏しいミナミにとっては期待できる材料といえるだろう.

朝の通勤に使う電車の行き先のほとんどが難波行きから尼崎行きに変わった.
営業開始初日が明けて新聞をみてみると,さまざまな不具合が明らかになっているようである.
どうも,5分程度ダイヤが遅れるようである.
あとは不便というほどではないにしろ不慣れなことといえば,ドア位置が近鉄と阪神の車両で少し異なることくらいである.
景色として普段使っている駅のプラットフォームに阪神電車が停車したり,阪神電車の行き先表示に「奈良」,逆に近鉄電車の行き先表示に「尼崎」や「三宮」と記されているのは不思議な感じである.

始発/終着駅のプラットフォームは行き止まりになっているのが通常だと思うのだが,近鉄の難波駅だけは初めからプラットフォームよりもさらに西に延びていた.
つまりは,近鉄難波線(上本町-難波間)の計画当初頃から,近鉄か阪神かどちらかはわからないが,さらに西への延伸が視野に入っていたということである.

2009年02月14日

ヘッドフォン再生

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私はスピーカーから直に出てくる音を適正な距離で聴きたいほうなのであるが,90年くらいにヘッドフォンを購入してたまに使っていた.
開放型は音漏れもあり,逆に外からの音も入ってくるので密閉型を選んだ.
もともとあまりヘッドフォンは好まないので,あまり高価なものを買うつもりはなく,当時で5000円以下のものを選んだ.
それが,φ40mmドライバ搭載のPanasonic RP-HT80だった.
気が付いてみると,イヤーパッドの合成皮革とドライバとイヤーパッドの間に挟まっていたスポンジが加水分解で劣化してボロボロ.
イヤーパッドのへたりも顕著になっていた.
買い換えを考え,どのようなヘッドフォンが良いか吟味しようとしたら,意外にも現在の同価格帯の製品よりもはるかに良いものであることがわかった.
まず,量販店を通じて純正あるいは互換性のある交換用イヤーパッドがあるかどうかを問い合わせてみたが,もう既になかった.
いや,もともとなかったのかも知れない.
以前に,同じように加水分解で劣化したスピーカーエッジをセーム革に交換したように自作できる方法がないかを模索しつつ,他社製品の部品で使えそうなものがないかを探してみることにした,
メーカーが異なると音の特性が変わってしまうかも知れないが,まあ,そこは諦めることにした.
店頭で合いそうなφ40mm前後のドライバを搭載したヘッドフォンを探し,イヤーパッドが合うかどうかを検討した結果,audio-technica製φ36mmドライバ型が合いそうなので取り寄せてもらった.
届いた実物をみると,イヤーパッドが楕円形なのに対しRP-HT80のフランジは真円で一回り大きく,取り付けに少々手間取ったが何とかうまくいった.
イヤーパッドには,ドライバカバー用の目の細かいメッシュが付いていたので,薄いスポンジを貼る必要もなかった.

さて,装着感であるが,純正のものよりもパッド部分が細く,穴がドライバ径とほぼ同じなので密着度が高いような気がした.
音質はもはや純正の新品とは比べようがないのだが,音がこもるようなこともなく,エレキ・ベースの音像の輪郭がはっきりするようになったように思えた.
バブル期というのは,意外とコストパフォーマンスの良いものを作っていた反面,ちょっとした,しかし,肌に触れたりするような重要な部分が劣化して使えなくなるのが甚だ残念である.
幸い,合わせることのできるイヤーパッドがあったので使い慣れたものを使い続けることができる.

2008年12月06日

目的不明

本日,午前11時過ぎ,携帯電話に見慣れぬ番号から着信があった.
市外局番が06なので大阪である.とある(非合法でない)業者のしつこい勧誘電話は,市内局番まで把握しているので,すぐに判るのだが,まったく見覚えがない.
土曜日は普通に出勤して勤務時間中なので,ポケットに入れたまましばらく様子をみていたら,設定呼び出し時間を過ぎたので伝言メモ(簡易留守電機能)に切り替わった途端に伝言も残さずに切れた.
Googleでこの電話番号:06-4560-2607を検索してみたら,迷惑電話のブラックリストに載るくらいのものだった.
かなり多数の方がブログで書いていらっしゃる.
何でも,心斎橋のヘアサロンが行っているヘアケアについてのアンケートだそう.
しかも,何故か電話に出たのが女性だったり,どこから自分の電話番号を手に入れたか尋ねたら切ってしまうらしい.
また,男性ならば,甘えた声で前述のアンケートと称して尋ねるらしい.

デート商法の類か?
まったくよくわからない気持ちの悪い電話である.

本当は携帯電話は登録外拒否設定しておきたいくらいなのだが,店に取り寄せ注文したときに困るので設定していない.


2008年10月14日

最初のふれこみとは大違い

最近,さまざまな形でCDの再発盤が出ている.
最も多いのが「デジタルリマスター」ではないだろうか.同一作品でリマスター盤が何回出ることか.
次から次から音質向上しましたと出されるのである.
音像がはっきりしているとか,音質面の向上はいろいろと図られているのであろうが,何か釈然としないものがある.
1980年代半ば,オーディオCDはどのような触れ込みで出てきたか.
「非接触なので半永久的」「デジタルなので鮮明」・・・.
記録面の劣化問題や昨今の再発盤を見ると明らかに矛盾している.

また、新たに発売されるCDがどうも耳障りでならないのだ.
私の使っているオーディオセットは,それほど大したものでも高級なものでもないがスピーカーの口径はそこそこある.
近頃は,住宅事情や携帯型の音楽プレーヤーの普及といった再生機器の小型化のせいで音圧イメージばかりにとらわれているような気がする.

さて,かくいう私もシリコンプレーヤーを使っている.
そのためには何らかの方法でMP3,AAC,WMA等のフォーマットのデータにする必要がある.
データ変換には,CD-DAからはPCでエンコーダを使ってリッピングが簡単に出来るが,アナログレコードからはオーディオキャプチャしなければならない.
要するにアナログ録音である.
私自身はリマスター再発盤はあまり購入はしないのだが,新編集のベスト盤がリマスターで発表されると購入することが多い.
そこで同一楽曲の場合,不思議なことに気づいた.
1)一期発売盤CDからリッピングしたもの
2)アナログ盤からキャプチャしたもの
3)リマスター盤CDからリッピングしたもの
の三種類で比較すると,
アナログ≒リマスター>初期盤CDという音質の順序になるのである.
最終的にはデジタルデータの成果物での比較なのだが,結局は,まだまだデジタルはアナログを再現できていないということではないだろうか.

ガラス保護膜を使ったCDや同様の考え方によって保護膜の透過性を高めたSHM-CDなるものも出現しているが,むしろそちらの方に期待したい.
CDであろうがDVDであろうが,現在の光ディスクは記録面が経年劣化するのでそちらを何とかしてほしい.
SHM-CDはCD-DAフォーマットの限界が露呈しているとも言われているが,10月末発表のCD作品をSHM-CDで購入するつもりにしているものがあるので報告できることがあればと考えている.

何回だまされることになるのやら.

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