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総選挙に思う

前回の総選挙のときにも同じ題でほぼ同じ内容をつれづれ臭に書いた覚えがある.

選挙はともかく,最高裁裁判官国民審査である.
過去,これで罷免された裁判官はいないそうである.
議員の選挙に関しては,記入ブースの上に一覧がある.そして,報道や政見放送などメディアにも主義主張は周知されるので聞く気が有れば情報は入ってくる.
しかし,裁判官の審査に関しては,能動的に取りにいかねば情報は入らない.
国民審査も選挙と同様に,記入ブースの上に担当した裁判の一覧を掲示すべきである.あるいは投票整理券と同時に郵送すべきである.
最高裁であるということから,形式上国民の信を問うということにはなっているが,まさに形だけで十分に機能しているとはお世辞にもいえない.
そういうことへの抗議の意味もあり,筆頭に示されている裁判官に対してペケ印が多く付く傾向があるそうなので,不公平(?)がないように,私は全てにペケ印をつけて投票箱に投函する.


ついでに選挙のことについても述べておく.
「誰にも票を入れる気がしなくても棄権するよりも白紙投票を」
と言う方もいらっしゃるが,私はもう一歩進めたい.
小選挙区には「該当者なし」,比例区には「該当政党なし」と書くのである.
まさか,カンボジアやあるいはイラクやアフガンではあるまいし,日本で選挙の際の不正が極端にあるとは…,とは思いつつも現に不在者投票での票数操作が数年前にあった.
だから白紙のままだと手を加えられる恐れがあるのである.
自分の考えと正反対のことに利用されることは絶対に避けたい.ロクな候補者,政党がないことに対する非難の意味もある.

投票を促す総務省のTVCMにも一言.
「あなたの一票には力がある」と言われても「6割が死票になる小選挙区制の下でそのスローガンは空しく響く」

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2005年9月 5日 20:05に投稿されたエントリーのページです。

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