先入観とは怖いもの
6月に勤務先の本社が移転した.
それまでは所在地は曾根崎だったが,天神祭の船渡御で有名な大川のほとりに移った.
曾根崎は,JR大阪とは目と鼻の先.よくTVの街頭インタビューが行われる大阪駅前歩道橋から見える位置だった.
そのため,勤め帰りに音楽ソフトを買いにマルビルのTOWER RECORDSへよく寄っていた.
今の勤め先に転職する前でも,JR大阪は経由地だったのでよく寄っていた.
道順として,途中に大阪/梅田を経由していくのであれば,別に良いのだが今の通勤経路では帰路と反対方向なので,どうしても勤め帰りに寄ろうという気にはなれない.
天満橋のHMVも結構遠い.京橋京阪モールのワルツ堂も著しく物足りない.
ああでもない,こうでもないと迷っていたら,ふと思いついたのがビデオレンタルでよく利用しているTSUTAYAである.
TSUTAYAで販売が始まってかなりになるが,今までが専らTOWER RECORDSだったので,TSUTAYAで“購入する”など全く感覚になかった.
また,TSUTAYAで扱う品物など,Too Muchなものばかりだろうと高をくくっていた.
TSUTAYA onlineを見てみると,自主制作盤も扱っている.
何度かこのブログにも書いているとおり,好きな国内アーティストは,ほとんどがメジャーレーベルを離れ,インディペンデントレーベルから作品を発表しているので,自主制作盤が買えないと全く役に立たないのである.
この9月から10月にかけて,私の好きなアーティスト(メジャーレーベル)のリリースラッシュなので予約するついでに,店員に自主制作盤や輸入盤も扱っているか尋ねてみた.
ものにもよるが,取り扱い可能とのことである.
フラッと寄って思い付きでジャズ系を購入することができないが,どうせ,今までから新譜は予約で購入しているので,十分といえば十分である.
町屋のレコード店では自主制作盤や輸入盤はそもそも予約注文できない.それと比較すると御の字である.
灯台もと暗しとはこのことである.