« Mustang最適化 | メイン | 天満天神繁昌亭四周年 »

CDプレーヤーの修理

何度かこのブログにも書いてきているが,オーディオセットは20年以上にわたって,KENWOOD ROXY CD-7を愛用している.
F1000036.jpg
数年前には,加水分解で劣化して破れたスピーカーエッジをセーム革に交換し,今度はCDプレーヤーである.
Johnny,Louis & Charの「Free Spirit 1979.07.19」のDisk1がまったく認識しなかったので,それを機会にユニバーサルDVDプレーヤーPIONEER DV-610AVに買い換えてはあった.
とはいえ,他のディスクに関しては再生できていたので処分はしなかった.
そのうち,エラーが頻発するようになって,かつCD-Rで作成したCD-DAはほぼ確実に再生できない.
いよいよダメになったかと思っていたところへ,Blu-Spec CDを再生してみたら,かつて述べたように百発百中で再生できた.
ということは,ピックアップの読み取りが弱くなっているだけで,壊れているわけではなさそうであると推測が立った.
クリーニングディスクで除去しきれないピックアップの汚れがありそうである.

ビスを緩めて筐体を開け,クリーニングディスクの洗浄液を直接ピックアップに塗り,綿棒で拭き取った.
F1000031.jpg
F1000032.jpg
ついでにピックアップのレーザー照射出力を少し上げてやった.
F1000035.jpg
すると,エラーがまったくなくなったわけではないが,「Free Spirit 1979.07.19」Disk1が再生できるようになった.このディスクは少し不良品だったのかもしれない.
CD-Rで作ったCD-DAも100%認識できるようになり,プレスのCD-DAももちろん確実に再生できた.
イマドキの普及型機は音質がギラついて耳障りなところがあるような気がするので,また,しばらく使えるようになり,ひと安心である.

注意としては,ピックアップの洗浄を行うときは電源を切ってレーザーを直接見ることがないようにすることと,
あまりレーザー照射出力を上げすぎるとピックアップの寿命を縮めてしまいかねないことである.

しかし,これぐらいのことであるが,メーカーなどに修理に出すと数万円の出費を覚悟しなければならないか,あまりに旧型ということで修理不能で帰ってくるか,である.
割り切れないハナシである.

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kenkengogo.s15.xrea.com/x/mt5/mt-tb.cgi/269

この一覧は、次のエントリーを参照しています: CDプレーヤーの修理:

» 【Digital】閑話休題【Archives】ウチに Kenwood がやってきた ヤァ! ヤァ! ヤァ! 送信元 丈燐商店業務日誌
昭和61(1986)年だったか、62(1987)年の夏だったか、当時読んでいたF [詳しくはこちら]

コメントを投稿

About

2010年9月 4日 19:18に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「Mustang最適化」です。

次の投稿は「天満天神繁昌亭四周年」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.