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要らないスイッチ

いつも思うのだが,エレベータの「閉」ボタンは要らないのではないだろうか.
こんな非情なスイッチはない.
逆に「開」ボタンは絶対に要る.エレベータの扉は,自動で閉じるので危険である.
そう,放っておいても自動で閉じるのである.

何度か述べているように,私はエレベータやエスカレータを極力避けるようにしているので,エレベータを待つことはしたくない.
だいたい,思うのだが,エレベータのかごが来るのは待てるのになぜ自動で扉が閉じるのを待てないのか?
エレベータにまつわる,人の行動には,常に矛盾がはらんでいることが不思議でならない.

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映画などで、逃走シーンを見ると「閉」のボタンは必要かと…。
何者かに追いかけられたら、自動で閉まるのを待ってられないです。

ボタンが存在するからには、意味があるんですよ。多分(苦笑)。
もし人が来てるのに「閉」を押しちゃっても、「開」を押せば開くし。
非情なボタンかもしれないけど、使う人によってじゃないでしょうか?

おKはん:

ピタゴラッスイッチ♪

って、深い意味はありませぬ。この番組、大好きなもので。
「閉」不要論、ちょっと短絡的な気がしますがな。

僕もエレベータは極力使用しないようにしてますけど、荷物の搬入でやむなく使用する立場だと、「開延長」モードで放置されたエレベータって至極迷惑・・・
僕が奉職する企業グループが管理するエレベータでは、デフォルトだと10分経過しないと解除されない・・・
荷物の搬出で、つい「開延長」モードを放置したままにしちゃう人を責める気持ちはないんですけどね。

ISO14001の取得数って日本はダントツ一位だったと思うけど、エレベータ使う度に申し訳なく思います。

KenGO! :

> ともにゃんさん

でも,それってエレベータのかごが当該階にたまたま停まっていたっていうのが前提でしょ.
「閉」ボタンがあるから出てくる演出なわけです.なけりゃ考えもつかない.
誰かに追われているのに悠長に呼んで待ってます?その階になければ階段で逃げるでしょう.

かつて百貨店にはエレベータ・ガールがいたわけですが,そのときはハンドル位置で「開」「閉」していました.
その名残でしょう.ハンドルから押しボタンスイッチに形態が変わった.
エレベータ・ガールがいると,各停止階において,必ずかごの外に出て利用者の有無を確認し,声をかけていました.
その間,かごの中で客は待っているわけです.待てるんです.
おKはんも言及していますがエレベータの扉開閉って意外と電力消費大きいんですよ.ご存知でした?だから,極力,開閉回数は減らすべきです.
だから,「開」ボタンを押して閉じかけた扉をまた開くということはするべきではありません.
それをしないために「開」ボタンは要っても「閉」ボタンは要りません.


>おKはん

おお~,お久しぶりです.見てくださっていたのですか.
確かに短絡的です.どんなことにも事情と例外が存在します.それはわかっています.
いつもなら誤解を生まないように事細かに長々書くんですが,今回は読む人の琴線に触れるように短く言い捨てるように書いてみました.
狙い通りです(笑).二人もコメントが.
どうせ,アルファどころかオメガにも達していないブロガーですから,私が主張したところで影響力も無いし状況も変わりません.こんな考え方もあるんだよってことで.
あくまで公共の場にある常用の乗用エレベータを指しているということで一つ.
荷物搬入に供するのであれば,旧式のように「開」状態と「閉」状態がそれぞれ保持できるようにしておけばいいんでしょうね.
シンドラー社製の事故以降,仕様についても厳しくなっていますが,機械的な不具合はなくて電気的あるいはソフト的な誤動作がほとんどなんですね.
コンピュータ制御ではなく,機械的制御に戻すべきじゃないだろうかと思います.

以前にも書いたことがありますが,駅のホームでエレベータに一目散に走っていく馬鹿者もいるし,車椅子用の操作盤を使っておいてイライラしてる馬鹿者もいる.
エレベータを1回動かすとJRの初乗り一人分くらいの電力が簡単に消費されてしまいます.

ISO9000sとISO14000sの認証を両方取得するって矛盾しますな.ISO9000sにはどれだけ紙が必要とされるか….

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2008年2月 5日 20:07に投稿されたエントリーのページです。

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