6月17日は,日曜にもかかわらず東京出張だった.
目的地が末広町で,早く着いたので御茶ノ水~神保町を久しぶりに流した.
ある楽器店店頭のショーウインドウに目が止まった.
Guyatone FLIP GA-300FCの中古品が14,800円!
ほ,欲しい…!
私が高校生の頃(1980年代中盤)に安価で初心者にも扱いやすい真空管アンプとして一部で絶大なる評価を集めたギターアンプである.
これの下位機種であるGA-100FCは長年愛用しているアンプである.
違いは,クリーン/ドライブの切替チャンネルとスプリングリバーブがGA-100FCには搭載されていないことである.
出力の違いが筐体の大きさに表れているので,余分な回路を納めるスペースが10Wには無かったためであろう.
これが大阪の街中で見つけたものならば,間違いなく衝動的にその場で買って帰るところである.
30Wのコンボアンプなのでそれなりの大きさと重量がある.出張帰りにえっちらおっちら新幹線で持帰れるような代物ではない.
これほどの大きさであれば宅配便でもかなりの送料が発生して予想以上に高くつく.
ほんの一瞬ではあるが,このときほど大阪にお茶の水と同様の楽器街が無いことを恨めしく思ったことはない.神保町古書街にしても同様である.
(秋葉原電器街は日本橋電器街を手本に作られた町なので,街の規模が小さくてもさほどの不満はない,むしろ秋葉原には五階百貨店のような商店会がないので,私としては日本橋に優位性があると感じている.)
仕事から解放された後には,約2年ぶりに,ともにゃんさんに会い,神保町の某珈琲店にて音楽談義等に花を咲かせた.