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冬季オリンピック・トリノ大会

どちらかというと,毎度のことながら夏季大会よりも冬季大会の方が興味を惹かれる.
冬季大会のほうが私にとって観ていて面白い競技が多いのである.
しかし,毎回のことであるがメダルの個数にこだわりすぎる.
「参加することに意義がある」≒「出場できるだけでも大したもの」だし,
世界の一流選手に「あの日本人選手は要注意」と言わせるだけで十分ではないかと思うのだが.

さて,開会式も回を追って派手になってゆく.
出場選手団の入場行進の際は特別に行進曲を作らず,1970~1980年代の世界的ヒット曲が次々に流されていた.
DOOBIE BROTHERS "LONG TRAIN RUNIN'"やVAN HALEN "JUMP"等々そのころの音楽が好きな私としては,なかなか嬉しい趣向だった.
しかし,選曲としては分からなくもないが,良いのか?と思う曲もあった.Village Peapleの"YMCA"である.
かつて書いたように日本では西城秀樹の「ヤングマン」であるが,原曲の"YMCA"は「ヤングマン」の印象を持っていては大間違いなのである.
まだまだ,流れなかった曲で当時のヒット曲はあったにもかかわらず,この曲が流されたことが非常に意味深長であるように思えてならない.
数ある楽曲の一曲なのだが,まるで選手村がそうであるかのように思えてしまう.

そんな穿った見方をするのは私くらいのものだろうが….

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2006年2月13日 20:03に投稿されたエントリーのページです。

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