リットーミュージック刊Guitar Magazineは,毎月ミュージシャン以外の有名人にギターのことを語ってもらうページがあるが,
2006年1月号には,“ぐっさん”こと山口智充氏が登場していた.
雨上がり決死隊の宮迫氏とのフォーク(風)デュオ“くず”でレコード歌手としての側面も持っているのはご存じの通りである.
私は彼の出演しているTV番組を好んで観ているわけではないので気付かなかったのだが,Guitar Magazineを見て初めて分かったのが,
彼が所有しているアコースティックギターがYAMAHAのFG-300Dで,私が15歳で初めて買ったギターと同じものだったのである.
気が付けば,かれこれ20年である.
ぐっさんもかなり物持ちが良いと見受ける.
サイト本体にも書いているので,お読みになった方もいらっしゃると思うが,安物だがコストパフォーマンスに優れたギターで10年以上弾き込んでいるとかなり音が良くなってきたのである.
弾いていて,カッタウェイのエレアコが欲しくなって何度も買い換えようかと思ったが,このGuitar Magazineの記事を読んで,手放さなくて良かったと改めて思っている次第である.