チャー先生の新作である.
山田耕筰の童謡「あかとんぼ」はあるし,クレージーキャッツの「スーダラ節」はあるし,はっきり言って曲はバラバラ.
しかし,統一感を抱くキーワードがある.
それはノスタルジーだろう.
先行シングルである「Piano」はまるで絵日記のような曲である.
ジャケットの子供の頃の写真,ちょうどピアノを始めた頃なのだろう.
中ジャケには御母堂と写った写真.
数年前に戸越銀座の竹中医院を見に行ったときにちょうど家に入って行かれたのを見かけたのがまさにその方だったのだと思う.