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献血も危険か…

献血で健康被害、5万人超 治療費支払いの制度化検討

 2004年度に献血した延べ約540万人のうち、めまいを起こしたり、気分が悪くなったりした人が5万6500人余りに上っていることが2日、厚生労働省の献血に関する懇談会で報告された。
 治療が必要とされ医療費や交通費を受け取った人は802人いることも判明。厚労省は、これまで各地の血液センターが独自の判断で支払っていた医療費や見舞金を見直し、制度化することを検討している。
 医療費や交通費を受け取った802人のうち最も多かったのは、採血時の神経損傷で29%。次いで皮下出血が17%だった。続いて、採血への不安や緊張が引き金になってめまいや意識不明に襲われる血管迷走神経反応(VVR)が12%。VVRによる転倒が15%。採血針でけがをして筋肉が委縮する難治性の反射性交感神経性委縮症(RSD)も1%あった。
 入院が必要だったのは6人で、通院が780人だった。
(共同通信) - 11月2日11時57分更新

なんと献血を行った人の1割強がなんらかの不調を起こしているのだ.私は過去37回献血を行っている.
表彰されるほどであるのでいわばベテランである.無論全くトラブルはない.
そういえば,職場で半年に一回ほど献血車が来て献血を募っていた.
あるとき同期入社の女の子と同じ時間に献血に行ったところ,変な痛みを訴え,後日病院に行くと神経が傷ついていたそうである.
年度は違うが,802人中の29%だったわけである.身近に起こったということでやはり最も多いトラブルなのだろう.

最近2回ほどは,乞われてご指名で献血に行っているわけで,待ち時間なく終わっているのであるが,なんとなく献血ルームに行くと1時間半待ちである.
真夏と真冬には献血は極度に減るという.そんな風に広告されているので行ってみてもやっぱり1時間待ちである.
渡英歴があったら控えてくれとかいろいろと最近は制限が付いて血液不足が危惧されているのにもかかわらずである.
根本的に献血施設が足りないのではないかとも思う.混雑するが故に作業が杜撰になっていくのではないか.

そんな中,大阪・梅田には阪急グランドビルに加えて西梅田にも一つ献血ルームがオープンした.
近いうちに行ってみるつもりである.

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2005年11月10日 19:00に投稿されたエントリーのページです。

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