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大暴論

最初に断っておくが,極論である.

過日発表されたライブ映像作品『BAD HOT SHOW』の出来不出来や,チャー&石やんの音楽性に対する好き嫌いは別として,BAHOを面白いと思えない人は,真にポップミュージックの楽しみ方を知らないのではないかと.

王様の日本語直訳ロックが英語を覚えたての中学生の遊びだとしたら,もっと高度な,例えば,スケールの音やリズム形態をちょっといじって,ロックの名曲もスウィング風に変貌させてしまう,
かつてのネタ,"HARD ROZZ"など「知らなければ,面白さが理解できない」という,ある種,古典落語を楽しむときに高度なイマジネーション能力と時代背景を理解する力が要求されるものに似ている気がする.
演奏する側はもちろん,高度な演奏技術とそれまでに築いた実績もさることながら,ウィットに富んだ笑いのセンスも持ち合わせているから,鑑賞する側にもそれを楽しく受け止めるためのバックボーンが要るわけ.
だからといって無理に身につけていては,楽しむということと本末転倒になる.不朽の名作を好きで

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2003年6月15日 13:37に投稿されたエントリーのページです。

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