あんまり,LED ZEPPELINには入れ込んではいないものの,少し前にリリースされたDVD-Video2枚組のライヴ映像を購入.
今まで『狂熱のライヴ』しか見たことなかったものだから,それ以外のライヴ・パフォーマンスを観るのは初めて.
最近は,ずっとKenji Jammerや村治佳織といった,音の隙間を楽しむような
ハワイアンテイストやクラシックの,少々ロックとは距離を置いたものばかり聴いてたので,かえって新鮮だった.
“圧巻”
この一語に尽きる.他には何とも言葉に表せない.
CREAM解散で空いた穴を見事に埋めて,更に厚く塗り込めてしまったのも当然.
その流れ(?)で,なぜか,しばらくぶりにFENCE OF DEFENSEを通しで聴いてみたり.
IVを最後に新作をチェックすることはやめてしまったものの,十数年経っているのに古さを感じない.
まあ,シンセサイザーについては,アナログからデジタルへの転換期だったので,特にシンセベース等がいかにもな合成音だが.
それ以外は,3人の確かな演奏技術に裏打ちされた,無欠のハードロック・サウンド.
ZEPのライヴを観た後だから,その強い影響が笑ってしまうほどまともに感じられて少し可笑しいくらいなところもあった.
でも,北島健二のディストーション・トーンと切れ味鋭いリードプレイは未だに憧れるものがある.B某よりも,何倍も良いと思うんだが.