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ピックアップ換装

白のST-314にFender-Lace Sensor Goldを取り付けた.
ST-314は日本製でLace Sensorはアメリカ製なので,ネジの規格がISOとインチで違うため,
ピックガードのネジ孔を少し広げてやる必要があったが,それ以外は半田付けを除き,加工は無用だった.

チューニング等の微調整も含めてすべての作業を終えて眺めてみると,
ポールピースが見えなくなるだけで,随分とルックスが変わってしまうものだな,と改めて思った.
'80年代中期にEクラプトン大師匠がシグネイチャー・ギターのプロトタイプを携えて登場したときには,
それまでのブラッキーをはじめとしたヴィンテージ・ストラトの印象からすると,確かに随分と違和感を覚えたし.

アンプに繋いで音を出してみた(もちろんドライ)印象は,なるほどハムノイズは小さいけど,予想以上に出力が低かった.
第一印象は,「ムスタングに載せたほうが良かったか?」(そうすると一個余ってしまうのだが)
元々ST-314に搭載されていたPUは,ルックスはポールピースに凹凸があるヴィンテージなのだが,
実際にはカレント・タイプなので交換の結果パワーダウンした印象.
しかし,逆に言うとエフェクタを比較的多く接続しても,ノリが良くノイズの増幅が少ないとも言え,
そういう意味では,コントロールしやすくなったと言えるかも.
出力の低さは予想外だったが,エフェクタの使用を狙って白に取り付けたと言うのもある.
だから,出力の面では,GoldでなくBlueかSilverのほうが本来の狙いに,より近かったかも知れない.
Lace Sensorに代わってECシグネイチャーに搭載されたヴィンテージ・ノイズレスは,
USサイクロンで試奏したことがあるが,スタック・タイプということもあり,かなり高出力の印象だった.
Goldはミッドブーストで補正しないと物足りないということか.

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2003年6月 6日 16:41に投稿されたエントリーのページです。

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