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JIMMY COPLEY & FRIENDS / SLAP MY HAND

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90年代初頭以降,チャー先生の相棒として知られる,Jim Copleyの初のリーダーアルバムである.
ドラムスは演奏できないが,PSYCHEDELIX以来,私のフェイバリット・ドラマーである.
タイトで高らかなスネアが非常に特徴的な演奏である.
チャーの「SMOKY」はスタジオ録音だけでも,4パターンが知られているが,PSYCHEDELIXの「SMOKY」すなわちJimのドラム演奏のバージョンが最も良いと思う.
「SMOKY」は,リズムセクション,とりわけドラムスの決めが重要である.
最もJimが綺麗に決まっていると思う.突っ込み気味に聞こえるのに正確無比である.

参加ギタリスト達が豪華である.チャーはもちろん,Jeff BeckやMicky Moody,Bernie Marsdenら.
ベースには,Paul JacksonやVOW WOWファンでもある私には懐かしいNiel Murrayら.
ミュージシャンとしてJimがどれだけ信頼されているか想像に難くない.
PSYCHEDELIX以降,約10年間は,チャー&Jimのコンビネーションを聴いてきたせいか,チャー参加曲がとても手慣れた感じでしっくりくる.
ほとんどの曲が一発録りということに驚かされる.

そういえば,PSYCHEDELIXが始動した頃にチャー先生がJimを「ドラムのヤツは何回も叩きたがらない」と評していたことを思い出した.

十何年か前に学生の頃の友人(鍵盤弾き)に,PSYCHEDELIXの1stを聴かせたことがあったが,「Move on」の単純だが印象的なギターのリフとJimの演奏に感心していた.

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  そうそう、そういえばまだ肝心のこのアルバムを取り上げるの忘れてましたね(苦笑)。5月21日発売のジム・コウプリー初のリーダー・アルバム 『SLAP M... [詳しくはこちら]

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2008年5月24日 20:17に投稿されたエントリーのページです。

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