スーパーマーケットでのレジ袋不要カードやら有料化やらという,ゴミ減量等の環境問題を建前にした動きが活発であるが,そもそも買い物籠を店から締め出したのは,スーパー側だろうが.
万引き防止の観点からの動きだったはずである.
それをエコバッグなどと耳ざわりのいい名前をつけて,新たにモノを売らんとする態度が気に入らない.
しかも,レジ袋はさも消費者の要望によって無料提供していたという,消費者に責任を転嫁している態度である.
レジ袋有料化自体は意識付けのためには大変結構なことである.
しかし,割り箸とレジ袋を同列に並べて言及されることが多いが,事情は全く異なる.
買い物籠を持ってくる客を泥棒扱いしてきたというのがスーパー側の当初の態度.
それが買い物籠を持ってこない客のわがままを聞いてやっていたという論理のすり替えが行われているのである.
なぜ,誰もそのことについて気付かないのか.
まず,スーパー側がこれまでの態度が誤りであったことを,消費者に宣言すべきである.
今までの態度の誤りを正し,そのうえで協力を求めるのでなければ,全く筋が通らない.
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なるほど~。
そういう経緯があったのですね…。
子供の頃は、買い物袋や買い物籠を母が使ってたなぁと思っていたのですが、
いわゆるレジ袋って消費者に対する不信感からできたのですね。
勉強になりました。
どこのスーパーでも『エコバッグ』とやらが売ってますね。
「何だかな~」と漠然と違和感を覚えたんですが、こういうことだったのかな。納得。
投稿者: ともにゃん | 2006年9月25日 23:32
日時: 2006年9月25日 23:32
その昔,よく,おかーさんに荷物持ちに連れて来られたおとーさんがスーパーの売り場内でポケットに手を突っ込んでいると,店員に呼び止められたそうです.
ということは,その意図は明らかですわね.
レジ打ちのバイトの女の子やパートのおばちゃんに文句垂れても始まりませんが,そもそもそういう事なんですわ.
何となく抱いていた違和感の正体がおわかりになったでしょう.
投稿者: KenGO! | 2006年9月26日 19:57
日時: 2006年9月26日 19:57