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コーヒーの科学的トピック

コーヒーの目覚めを解明 睡眠障害治療にも(2005年5月20日付共同通信より)

 コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、脳の細胞膜上にある特定のタンパク質と結び付いて目覚め作用を起こすことを、大阪バイオサイエンス研究所の裏出良博研究部長らが確認、米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス(電子版)に20日、発表した。
 睡眠障害の治療や、眠気を防ぐ方法の開発につながるのではないかという。
 裏出部長らはマウス実験で、人間のコーヒー1、2、3杯分に相当するカフェインを注射器で投与、睡眠時間を比べた。
 普通のマウスは投与量が増えるにつれ睡眠時間が短くなったが、遺伝子操作でアデノシンA2A受容体というタンパク質を欠損させたマウスは、投与量による変化はなかった。 同様の可能性を指摘されていたアデノシンA1受容体というタンパク質を欠損させたマウスは、普通のマウスと変わりなかった。

会議とか講義とかでウトウトするときには,確かにコーヒーを口にすると,まあ,シャッキリとするような気がするが,それは苦味のためであってカフェインの効果ではないような気がする.
気分的な問題だろうと思うのだが.
寝る前にコーヒーを飲んでも,眠れないという経験はかつてなかった.寝覚めは良くも悪くもない.

コーヒーの成分については全て解明されておらず未知の成分もまだまだあるというのが正直なところだそうである.
「コーヒールンバ」の歌詞ではないが,まさに未だ神秘の飲物である.

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2005年6月20日 19:09に投稿されたエントリーのページです。

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