私が所有しているレクチャービデオは,上の3本である.
別にこれらを観て例題フレーズをモノにしようとかは,全く考えていない.
なので教則ビデオとは捉えていないし,典型的な教則ビデオは観ようとは思わない.
単に好きなプレイヤーの演奏を鑑賞し堪能するためだけである.
特に聖飢魔II時代のルーク篁は,デーモン小暮という強力なキャラクターを持ったフロントマンがいる上に
エース清水というこれまた個性的なギタリストがもう一名いるわけで,ライブビデオでも手元が重点的に長時間映ることはまず無い.
江川ほーじんにしても同じである.
爆風スランプ時代は,サンプラザ中野がクローズアップされがちで,バンド・サウンドの中核をなしていながらベースというパートなので注目したファンは一般的には少ない.
爆風スランプ脱退後に結成したRHINOCEROSは,あれほどかっこいいバンドなのにあまり売れなかった.したがってライブ映像はない.
(1stアルバム自体はそこそこ売れたのか,中古店で安価にてよく見かけるので是非一聴されたい)
その後は,主にPORTFOLIOやダブラーズなどジャズ/フュージョンのフィールドでの活動やGRAHAM CENTRAL STATIONのカバーバンドである,江川ほーじん&GRAND STATIONでのライブ活動だったので,
あまりベースマガジン以外のメディアには出てこないし,なかなか東京以外でのライブもない.
そんな中で江川ほーじんの演奏に触れる手段としては非常に貴重なものである.
ソロ活動は,あまりやらないミュージシャン'Sミュージシャンの演奏を間近に観る方法はこれしかない.