昨年のスピーカーに続いてカセットデッキもとうとうダウンしてしまった.
そんなことを昼食時の世間話で職場の同僚に話したら,使ってない3ヘッドのデッキがあるからということで譲ってもらった.
Technics RS-B705.
アンプにつながずに直でヘッドフォンモニターできたので,それで20年近くも昔のテープを聴いてみて愕然とした.
アナログカセットテープでもこんなに奥行きがあってメリハリのある記録がされてたのか!?と.
それまで使っていたデッキは,一度修理に出したことがあって,それ以来Wリバース・W RECデッキということもあり,
今ひとつ修理後の調整がうまくできていなかったらしく,ヘッド角度が合っていなかったようだ.
そんな環境になってしまっていたので,カセットテープには手が伸びなくなっていたが,また,昔のエアチェック・テープも聴きまくりそうである.
しかし,そんなせっかくの音像がアンプにつないでしまうと,ベターッとした立体感のない音になって,アンプも買い換えたくなってしまいそうで怖い.